『淫らな補数 ―女教師・美奈子の秘められた私生活―』

第1章:放課後の赤点宣告
放課後の静まり返った職員室。数学教師・松嶋美奈子は、眼鏡のブリッジを指先で押し上げ、目の前の男子生徒・陸(りく)を冷徹な視線で射抜いた。
「陸君。この前の中間テスト、クラスで最下位よ。サッカー部の練習が忙しいのは知っているけれど、これじゃ次の遠征、出させられないわね」
「……っ。すみません、松嶋先生」
陸はバツが悪そうに視線を泳がせる。だが、その視線の先には、美奈子が組んだ脚、黒いストッキングに包まれた端正な膝があった。
「反省しているなら、今日の部活後に私の家に来なさい。職員室だと他の先生の目もあるし、みつきり『個人授業』をしてあげるわ」
「えっ、先生の家で……?」
「文句があるの? 嫌なら、今ここで校長に報告して部活停止処分にしてもいいけれど」
美奈子の口元に、大人の余裕を感じさせる薄い笑みが浮かぶ。陸は生唾を飲み込んだ。彼女の瞳の奥に、教育熱心な教師とは別の、何か「飢えた獣」のような光を見た気がしたからだ。
第2章:密室のプライベート・レッスン
夜20時。美奈子のマンションのドアが開くと、そこには学校での隙のないスーツ姿ではなく、薄手のニットにタイトな部屋着という、あまりにも無防備な「女」の姿があった。
「……入りなさい。雨、降ってきたわよ」
リビングに漂うのは、学校では嗅いだことのない、彼女の肌から立ち上る微かな石鹸の匂い。
狭いデスクで肩を並べて座り、美奈子が陸のノートにペンを入れる。彼女が動くたび、柔らかな胸の曲線が陸の腕にわずかに触れ、熱を帯びていく。
「……先生、近すぎます。集中できない」
「あら、部活の時はもっと激しく動いているんでしょ? この程度の距離で動揺するなんて、やっぱりまだ子供ね」
美奈子はわざとらしく陸の耳元で囁き、くすりと笑った。
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