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「ワクストって知ってます?」

 

足元でオイルを広げながら

 

美人特有の甘い声で彼女が聞いた。

 

「ワ、ワクスト?なんですかそれ?」

 

思わず声が裏返る。

 

うつ伏せのまま、無意識に姿勢を正した。

 

 

「なんか…課金する体験談サイト?

 

 そこに、うちの店のことも書かれてて…

 

 “健全店なのに特別なサービスがある”とかって

 

 最近、それのせいか ”変なお客さん” が増えてね」

 

 

ため息を我慢し、顔が歪む。

 

 

私もその“変なお客さん”の1人であった。

 

….どうやら今夜は負け戦だと悟る。

 

「へぇ…それは大変ですね..」

 

平静を装い、なんとか相槌を返す。

 

それきり会話は途絶えた。

 

オイルで潤った彼女の手が

 

私の太ももをゆっくりと滑る。

 

優雅なBGMが室内に溶け込む。

 

...


その間、有料部分に書かれていた

 

〈うつ伏せ時は紙パンツからアソコを出す〉

 

を忠実に実践していため

 

どのタイミングで直そうか….。

 

その事ばかりを考えていた。

 

そのときだった。

 

下半身に生ぬるい感触が走る。

 

彼女の指先が

 

まるで大切な宝物に触れるように

 

亀頭の裏側あたりを撫でていた。

 

 

 

 

予想外の展開に、鼓動が早くなる。

 

まるでその音を読まれたかのように

 

彼女が比較的やさしい声で言った。

 

 

「お兄さんも、あの記事見て来たんだよね」

 

 

私は声が出せなかった。

 

次の瞬間、勃起した陰茎を口に含み

 

音を立てて、激しい口淫が始まる。

 

そこでようやく声が出た。

 

情けない喘ぎ声が。

 

 



そこから先は少し記憶が曖昧だが

 

結果から言うと記事通りだった。

 

クリトリスへ、小刻みに刺激を与えながら

 

激しく奥を、かき混ぜるように突くと

 

潮が溢れて、止まらなかったことも。

 

 

夢が覚める合図のようにタイマーが鳴った。

 

私も彼女も、汗に濡れていることに気づく。

 

「シャワー、用意してくるね」

 

彼女は施術着を着直し

 

スマホで時間を確認してから

 

ゆっくりと部屋を出て行った。

 

放心状態の中

 

彼女のスマホが鳴る。

 

ふと画面に目をやると

 

メールが1通届いたようだった。

 

そこには、見慣れた、カタカナ4文字。


 

 

思わず「えっ?」っと声が漏れる。

 

気がつくと

 

私は彼女のスマホを手にしていた。

 

震える指でメールを開き

 

購入された記事タイトルを見た瞬間——

 

背後から声がした。

 


「触らないでください」

 

 

「...........」

 

 

「..................」

 

 

振り返ると、彼女が立っていた。

 

私は驚き、スマホを落とす。

 

鈍い音を立てて、彼女の足元へ転がっていく。

 

目線を彼女の下半身に移すと

 

秘部から太ももを伝い、精液が流れている。

 




さっきまで

 

ふたりで夢中になっていた

 

激しいセックスが

 

一瞬フラッシュバックする。

 

精液が床のフローリングに

 

落ちる音で現実に引き戻される。

 

彼女は一歩、私に近づき、口を開いた。

 

 

「実は.............」

 

私のペニスは、まだ硬いままだった。

クリエイターのプロフィール
健全店を1日4件ハシゴして、枕を濡らす夜もあります。モテない人間のリアル体験談。
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