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なぜ、私が「本気HR」を始めたのか。

私も最初は、「良い情報さえあれば何とかなる」と思っていました。

今でこそ、メンズエステの記事を書き、たくさんの情報に触れ、フォロワー様から相談や報告をいただくようになりました。でも、最初から何か特別なことができたわけではありません。むしろ逆です。

メンズエステに通い始めた頃の私は、今振り返るとかなり下手だったと思います。会話が特別うまいわけでもない。相手との距離感もよく分からない。どう振る舞えばいいのかも分からない。何も起こらないまま時間が終わって、「結局、何が悪かったんだろう?」と考えながら帰る。そんなことも何度もありました。

だから当時の私は、あるものを探すようになります。

「良い情報」です。

誰が良かった。この人は期待できる。こんな体験があった。そういう情報を見つけると、「次こそはいけるかもしれない」と思いました。そして実際に情報を買い、その情報をもとに足を運ぶようになります。

でも、そこで不思議なことが起こりました。

他の人と、自分の体験が違う。

「めちゃくちゃ良かった」と書かれていたのに、自分には普通だった。他の人は簡単そうに書いているのに、自分の場合は全然違う。

最初は「情報が違ったんじゃないか?」と思いました。記事のせいかもしれない。書いた人との感覚が違うのかもしれない。その日の状況や相性が違ったのかもしれない。もちろん、人と人なので実際にそういうこともあります。

でも、何度か同じような経験をしているうちに、一つの疑問が生まれました。

本当に、情報だけの問題なのか?

ここが、私の考え方が変わり始めた最初のきっかけでした。

 

 

 

「情報」ばかり研究して、「自分」を研究していなかった。

同じ記事を読んで、同じような事前情報を持っている。それなのに、体験は人によって違う。だったら、情報以外にも結果を左右しているものがあるはずです。

そこで初めて、自分自身に目を向けるようになりました。自分はどんな話し方をしているのか。初対面で焦っていないか。相手の話をちゃんと聞いているのか。自分ばかり話していないか。清潔感は本当に大丈夫なのか。相手の反応を見ず、自分の理想だけを押しつけていないか。

考え始めると、思い当たることはいくらでもありました。沈黙が怖くて余計なことを話す。相手の話を聞いているつもりで、次に自分が何を話すかばかり考えている。楽しむことよりも、「今日はどうなるんだろう」という結果ばかり気にしている。

そして、あることに気づきました。

私は「良い情報を探すこと」は一生懸命研究していたのに、「自分自身」のことはほとんど研究していなかった。

ここから、メンズエステの見方が少しずつ変わっていきました。

 

 

 

「誰がいい?」から、「自分は何を変えられる?」へ。

それまでは、「誰がいい?」「次はどこへ行く?」「もっと良い情報はない?」ということばかり考えていました。でも、そこにもう一つ、「自分は何を変えられる?」という視点が加わりました。

一回うまくいかなかったら、その日は終わり。それでは何も残りません。「今日の会話はどうだった?」「相手はどんな話をしていた?」「自分が焦った瞬間はなかった?」「相手の反応をちゃんと見ていた?」「次に同じような場面が来たら、何を変える?」

そんなことを振り返るようになりました。

もちろん、全部を自分のせいにする必要もありません。人には相性がありますし、その日のコンディションもあります。こちらがどう振る舞っても合わないことだって当然あります。

それでも、「自分側で変えられるものはなかったか?」という問いを一つ加えるだけで、一回の経験から持ち帰れるものが増えました。

そして、振り返るようになると、今度は別の疑問がどんどん出てきました。

 

 

 

なぜ、初対面なのに自然に距離が縮まる人がいるのか。

なぜ初めて会ったのに自然に会話できる人がいるのか。なぜ一生懸命褒めているのに、逆に距離を感じることがあるのか。なぜ「可愛い」と言うだけより、小さな変化に気づいた時の方が好印象になる場面があるのか。

第一印象とは、そもそも何で決まるのか。自分では清潔にしているつもりでも、相手から見た清潔感とは違うのではないか。話が面白い人より、相手の話を引き出せる人の方が安心されることがあるのはなぜなのか。

リピートについても同じでした。なぜ2回目になると会話が変わることがあるのか。なぜ何度会ってもずっと距離が変わらないことがあるのか。前回話した内容を覚えていることは、相手にどんな印象を与えるのか。

こういう疑問が出てくると、私はかなり調べるタイプです。心理学、対人コミュニケーション、行動科学など、関連しそうな研究や考え方を調べるようになりました。

ただ、調べていくうちに、ここでも一つ重要なことに気づきました。

研究を読んだからといって、人間関係を攻略できるわけではない。

人間はそんなに単純ではありません。研究で分かっている傾向はあっても、目の前にいる一人の人間が必ずその通りに動くわけではない。相手には意思も好みも境界線もあります。

だから、研究で分かっていること、自分自身の経験、他の人から聞いた事例、そしてそこから考えられる仮説。それらをできるだけ分けて考えるようになりました。

そして最後には必ず、同じ問いに戻ります。

「じゃあ、次に自分は何を変える?」

これを繰り返しました。

 

 

 

当然、それでも失敗しました。

勉強したからといって、突然すべてがうまくいくようになったわけではありません。人と人とのコミュニケーションに必勝法なんてありませんし、どれだけ自分なりに考えても合わない時は合いません。

私が手に入れたのは、「こうすれば必ずうまくいく」という魔法の方法ではありませんでした。

変わったのは、うまくいかなかった時の考え方です。

以前なら、「今日はダメだった」「情報と違った」で終わっていた。でも少しずつ、「今日は自分が話しすぎたかもしれない」「少し焦っていたな」「相手が話したがっていたテーマを拾えていなかった」「そもそも今回は相性が違った可能性もある」と、いくつかの可能性を考えられるようになりました。

その中から、自分で変えられそうなものを一つだけ選んで、次に試してみる。うまくいけば残す。違えばまた考える。

この繰り返しです。

派手ではありません。でも振り返ってみると、私自身にとって一番大きかった変化は、何か特別なテクニックを覚えたことではなく、一回一回の経験を「当たり・ハズレ」だけで終わらせなくなったことだったと思います。

 

 

 

そして不思議なことに、「情報」まで以前より面白くなりました。

自分自身について考えるようになったからといって、情報が必要なくなったわけではありません。むしろ逆でした。

以前は誰かの体験談を読むと、「この人がこうだったなら、自分も同じだろう」と考えがちでした。でも今は、「この人の場合はどういう状況だったんだろう?」「自分との違いは何だろう?」「これはどこまで参考にできるだろう?」と考えるようになりました。

つまり、情報を信じるか・信じないかではなく、情報をどう使うかを考えるようになった。

そこでようやく、自分の中で一つの考えが固まりました。

「情報の力」と「自分自身の力」は別物。

良い情報には価値があります。でも、その情報を活かす側の自分自身にも、伸ばせる部分がある。

だったら、どちらか一方を否定する必要なんてありません。

情報 × 自分自身。

両方を強くしていけばいい。

今の本気HRにつながる考え方は、ここから生まれました。

 

 

 

記事を書く側になって、もう一つ気づいたこと。

ありがたいことに、記事を読んでくださる方が増えるにつれて、DMをいただく機会も増えていきました。

「初対面って何を意識していますか?」「会話が苦手なんですが、どう考えていますか?」「2回目ってどれくらいで行っていますか?」「自分の場合、何が良くなかったと思いますか?」

質問の内容はそれぞれ違います。でも、やり取りを続けていると、似たような悩みが何度も出てくることに気づきました。

そして、私は一つ大きな勘違いをしていたのかもしれないと思いました。

ワクストを見る人は、みんな「次は誰がいい?」という情報だけを求めていると思っていた。でも実際には、「自分はどうしたらいい?」で悩んでいる人も想像以上に多かったんです。

それまでは、質問をいただくたびにDMで自分の考えを返していました。でも人数が増えてくると、当然すべてには答えられません。同じテーマについて、別々の人に何度も似た説明をすることも増えてきました。

だったら、一人ひとりに短く答えるだけではなく、一度ちゃんと調べて、考えて、整理して、誰でも読める形として残した方がいいんじゃないか。

そう考えるようになりました。

 

 

 

「情報を売る場所」の中に、「自分を磨く場所」を作りたかった。

体験談とは別に。特定の誰かについての情報とも別に。

初対面、会話、第一印象、清潔感、聞き方、距離感、リピート、失敗した時の考え方。そういった、特定の一人だけで終わらず、次にも持っていける知識を蓄積する場所を作りたいと思いました。

しかも、私個人の経験だけを「これが正解です」と発信する場所にはしたくありませんでした。すでに研究されていることは調べる。研究で分かっていることと、自分自身の経験はできるだけ分ける。実際に届いた事例も参考にする。

そのうえで、「では、自分の次の行動にどう落とし込むのか?」まで考える。

一つの記事を買って、一回行って、その情報の価値が終わるのではなく、読んだ人自身の中に少しずつ知識が蓄積されていく。数か月前に読んだことが、別の場面で「あの記事に書いてあったのはこれか」とつながる。

そんな場所を作れたら面白いんじゃないか。

その考えから生まれたのが、

本気HR

です。

 

 

 

情報を否定するために、本気HRを作ったわけではありません。

ここまで読んで、「情報記事を売っている本人が、情報に頼るなと言うのは矛盾していないか?」と思う方もいるかもしれません。

その通りだと思います。だから私は、情報そのものを否定するつもりはありません。私自身これからも通常の記事を書きますし、良い情報にはお金を払う価値があると思っています。

ただ、情報だけが増えて、自分自身には何も残らない状態は少しもったいない。

一つの記事を買う。一回行く。結果を見る。また次の記事を買う。それも一つの楽しみ方です。

でも、せっかく時間とお金を使っているなら、その一回一回の経験から、自分自身にも何かを残していく。うまくいったなら「なぜ?」を考える。うまくいかなかったなら「次に何を変える?」を考える。

その積み重ねは、一人の情報より長く残ります。

 

 

 

「誰がいい?」から、「自分ならどうする?」へ。

昔の私は、良い情報を探していました。

今でも探します。

違うのは、それだけではなくなったことです。

情報を見る。目の前の相手を見る。そして、自分自身も見る。うまくいった時には「なぜだろう?」と考え、うまくいかなかった時にも「次は何を変えよう?」と考える。

その繰り返しで、少しずつ経験値を積み上げていく。

本気HRを読んでくださる方にも、最終的には「次は誰がいいですか?」だけではなく、「自分ならどうする?」という視点を持ってもらえたらと思っています。

情報がある時には、その情報を活かす。情報が少ない時にも、自分で考える。失敗した時にも、誰かのせいにして終わるのではなく、自分で変えられる部分があるなら次につなげる。

本気HRで伝えたいことは、突き詰めればとてもシンプルです。

情報を追う側から、情報を活かせる側へ。

私自身が遠回りして気づいたことを、今度は一つずつ整理して残していく。

それが、私が「本気HR」を始めた理由です。

👉 【本気HRについて詳しく見る】

 

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