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ある夫婦のスワッピング Vol,2

58歳になった翔太は、明子を病気で亡くしてからから二年が過ぎていた。

月日が過ぎても胸に穴が空いたような喪失感を抱えながらただ生きている日々が続いていた。

そんなある日ひとり旅をしようと思い立ちよく明子とスキーに行った長野県の旅館を検索していた。

一軒の旅館が目に留って予約を入れた。そしてその山奥にある小さな温泉旅館を訪れた。

 

旅館「夢ゆる花」は、こじんまりとした木造の建物で、客室は五部屋しかない。

玄関に入ると三和土は磨かれた黒い石で、足を下ろすとひんやりとした冷たさが

靴下越しに伝わってくる。そこに揃えられたのは、スリッパが二足だけ。

誰も迎えに出ていないのに、まるでずっと待っていたかのように静かに置かれている。

カウンターにはカスミソウが飾られている。明子も好きだった花の一つだった。

 

「あっ!いらっしゃいませ、遠いところをようこそ。お一人様ですね」

女将が慌て出てきた。一人で切り盛りしているみたいだった。

女将は「洋子と申します」と名乗った。

出迎えた女将は、柔らかな笑顔を浮かべていた。

 

 

 

夕食は部屋で出され、机の上には山菜の煮物、川魚の塩焼き、きのこの土瓶蒸しと

豪華な料理が並んだ。

洋子が給仕をしながら、時折話しかけてくる。

「ひとり身なんですか?」

「ええ、2年前に妻を亡くしまして、気楽な独身です」

「それはすいません、余計な事聞いちゃいました。

気楽とはおっしゃいますがお寂しいでしょ」

「そうですね・・・やっぱり寂しいですよ。長野県を選んだのは妻とよくスキーにき

ました・・・若いころですが」

女将は食事中ずっとスキーの話や仕事の話に付き合ってくれていた。

 

 

食事の後、翔太は露天風呂へ向かった。

山の冷たい空気と、湯けむりが混じり合う。誰もいない貸切状態だった。

湯に浸かっていると、足音がした。

「失礼します……背中、お流ししましょうか?」

洋子だった。浴衣の裾をたくし上げ、桶を持って湯船の縁に膝をついている。

翔太は戸惑ったが、頷いた。

「すみません、お願いします」

洋子の手は優しかった。柔らかいスポンジで肩から腰まで、ゆっくりと洗う。

指先が背骨をなぞるたび、翔太の体に久しぶりの熱が灯った。

明子の手とは違う、けれどどこか懐かしい温もりを翔太は感じていた。

「翔太さん、肩がとても凝っていますね・・・ここ、力抜いて」

洋子の息が翔太の耳にかかる。翔太は股間が、ゆっくりと硬くなっていくのを

自覚した。洋子も気づいているようだったが、手を止める気配はない。

 

 

 

風呂から上がり、部屋に戻ると、洋子が燗酒と肴を運んできた。

「せっかくだから、一緒に飲みませんか? 私も今夜は少し、寂しくて」

二人は卓を挟んで座った。熱い日本酒が喉を通るたび、心の鎧が溶けていく。

洋子も夫とは死別だった。洋子は夫の最期の話、翔太は明子の穏やかな日々の

話をお互いの夫婦の話をしていた。そして、ふと翔太は口を滑らせた。

「僕たち夫婦は……昔、スワッピングも経験したんです。」

洋子の目が少し大きくなったが、嫌悪の色はない。

むしろ興味深げに身を乗り出した。

明子とスワッピングを経験した後、男を招いての3P、男多数の輪姦、

多数のカップルが参加した乱交パーティーにも参加した時の事なども洋子に話していた。

「そうなの……。私たちも、主人が生きている頃、少しだけ冒険したことがあったわ」

酒が回る。洋子の浴衣の胸元が開き、豊かな乳房の谷間が露わになる。

 

翔太の手が自然と伸び、彼女の肩を抱いた。

「洋子さん……いいんですか?」

「ええ。今夜だけ、温めてほしい」

唇が重なった。洋子の唇は柔らかく、酒の甘い味がした。

翔太は彼女の浴衣をゆっくりと脱がせた。

年齢を感じさせない張りのある白い肌

乳房は重みを持って揺れ、ピンク色の乳首がすでに硬くなっていた。

翔太は洋子の乳房を両手で包み、舌で乳首を転がした。

洋子が甘い声を漏らす。

「あっ……んっ、優しく……

彼女の手が翔太の浴衣の下に滑り込み、硬くなった男性器を握った。

ゆっくりと上下に扱かれる感触に、翔太は低くうめいた。

明子の手とは違う、けれど心地よい刺激。

二人は布団の上に横たわった。翔太は洋子の脚を開き、秘部に顔を埋めた。

湿り気を帯びた花弁を舌でなぞると、洋子が腰を震わせた。

「そこ……いいわ……あぁっ」

愛液が溢れ、翔太の口元を濡らす。

明子もこうして声を上げていたことを思い出し、胸が締め付けられた。

スワッピングで他の男に抱かれながら、明子が自分を見て興奮していた顔。

翔太はその記憶を胸に、洋子の体内にゆっくりと自身を沈めた。

熱く狭い膣壁が、翔太のものを締め付ける。

腰を動かすたび、ぐちゅぐちゅと淫らな音が響く。

「洋子さん……気持ちいい……

「翔太さん……もっと、深く突いて」

二人は体位を変えた。洋子が上になり、騎乗位で腰を振る。

豊かな乳房が激しく揺れる様子を、翔太は見つめながら腰を突き上げた。

洋子の膣内が痙攣し、彼女は絶頂を迎えた。

「ああっ、いくっ……!」

翔太も限界だった。

熱い精液を洋子の奥深くに放った。

洋子は翔太の胸に崩れ落ち、荒い息を繰り返した。

 

事後、二人は寄り添っていた。洋子が静かに言った。

「翔太さん、明子さんのこと、まだ愛してるのね」

「ああ……忘れられない。でも今夜は寂しさを君に救われた気がする」

翔太は目を閉じ、明子の思い出に浸った。

二人が出会った頃、平凡だが幸せに過ごした日々。

スワッピングクラブで知り合った夫婦との夜。

明子が他の男に抱かれながら、自分を見つめてきた瞳。

あの興奮と嫉妬と愛情が混じった複雑な感情。

洋子は翔太の胸に頰を寄せ、眠りについた。

翔太も彼女の髪を優しく撫でながら、いつの間にか眠っていた。

 

翌朝、洋子は朝食を運びながら、何事もなかった様な笑顔に戻っていた。

「また来てくださいね、翔太さん」

「ええ……きっと」

 

翔太は旅館を後にした。

心に少しだけ、温かいものが残っていた。

 

 

年が明け、春の気配が柔らかく忍び寄っていた。

今年もまた、洋子女将の「夢ゆる花」へ行こう。そう思い立ち、

翔太はスマートフォンを手に取った。「夢ゆる花」と検索窓に打ち込んだ

しかしあったはずのホームページが見当たらない・・・

代わりに画面に浮かび上がったのは、一人の男の体験談だった。

彼もまた、妻を亡くし「夢ゆる花」を訪れ不思議な出来事があった事が書かれていた。

 

翔太は静かに目を閉じた。

胸の奥で、温かなものゆっくりと広がっていくのを感じ、

翔太は心の中で語りかけた

(明子……ありがとう。もう俺は大丈夫だよ)

そのとき、玄関に飾られたカスミソウの白い小花が静かに優しく揺れた。

 

クリエイターのプロフィール
大阪在住ですが、仕事で他県に行くこともあるので、各地でちょこちょこ遊んでいます。 おすすめの嬢やお店など、気軽に情報交換できたら嬉しいです
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