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【自己紹介】癒されることは、逃げることじゃない。【前編】

このnoteを開いてしまったあなたへ。

 

お疲れ様です。

 

このnoteを開いてしまったあなたは
もう “そっち側” の気配がある人だと思います。

 

疲れてるけど…
誰にも言えなくて。

 

誰かに優しくされたいけど…
甘え方がわからなくて。
かく言う私も、そうでした…

 

いつも通り会社に向かい、仕事を終え、
駅前の改札を抜けた、なんてことない夜に、
ふとした違和感に立ち止まった。
スーツのポケットにはいつも通り名刺入れと財布、
肩には少し重たいビジネスバッグ。
不満はない。それなりに幸せ。
だが、何かが足りない。
いや、何かが満ちていない。

 

そんな夜だった。

 

コンビニで缶コーヒーを買って
近くの公園のベンチに腰を下ろす。
人の気配もまばらな春先の夜風が、
Yシャツの襟をめくるように通り抜けていく。

 

何でもない夜に、頭に浮かんだのはなぜか黒い紙パンツのことだった。

 

---

 

改めまして、皆様はじめまして。
私は関西在住の40代、都内の証券会社に勤める、
そこそこ真面目に働いて、そこそこ昇進してきた、
そこそこ普通の男です。

 

肩書きはそれなりに立派になりましたが、
朝は眠たく、昼は気を遣い、夜は疲れている、
中身はどこにでもいるサラリーマンです。

 

中肉中背、家庭は円満。
職場でも「無難な人」として生きてきました。

 

しかし、そんな普通の内側で、
私はずっと誰にも言えない空白を抱えていました。

 

そんなそれを埋めてくれたのが──メンズエステだったのです。

 

【第1章】最初の密着は、スマホ越しだった。

 

私がメンズエステに出会ったのは、8年前のこと。

 

当時の私は、責任だけが着実に増えていく一方で、
気力はそれに見合う速度では育ってくれませんでした。

 

職場では「明日までに、仕上げられるよね?」
家庭では「ゴミ、出しといてくれた?」
どこにいても、誰かの期待が降ってくる。

 

そのすべてに応えようとするうちに、
自分というシステムは、ほぼメモリいっぱいの状態で稼働していた。

 

気づけば私は、生きているというよりも、
ただ、経過していく時間の中で
日々をこなしていた。

 

そんなある日、そんな姿を見かねた同期から一本のLINEが届いた。

 

「お前さ、メンエス行ったことないやろ?絶対ハマるから。」

 

……急になんの話だろうか。

 

と思いながらも、私は人生にオイルを欲していた。

 

肌と肌の摩擦を通して、自分の心ももう一回、ちゃんと感じてみたい。と思っていたのかもしれません。

 

携帯に目を落とすと、
予約完了画面。

 

キャンセルポリシーも読まずに。
初回指名無料という言葉だけを頼りに。

 

そして私は、知ることになる。

 

この世界には人肌という、
株でも仮想通貨でも敵わない
「絶対に下がらない投資先」が存在するということを。。。

 

そして私は、知ってしまった。

 

そのリターンは癒しという名の非課税インカムゲイン
ローリスクハイリターンであることに。。。

 

私は確信した。

 

メンズエステに支払う金銭は投機ではなく、
格付けAAAの私自身への投資であり、
未来の自分への種銭だったことに。。。

 

何かを信じるのが難しいこの時代に、
ふとももに乗せられた手だけは、
裏切らなかったということを知ることになる。

 

【第2章】週3脱がされ、週5で戦う男になった話

 

通いはじめは月イチ。

 

「ちょっと疲れが取れればええか」

 

軽い気持ちだった。

 

試しに滑り込んだだけのつもりだった。

 

気づけば週イチ、そして週3へとスライドし、
月の稟議書より多く、
私は紙Pを履く男となっていった。

 

「うつ伏せになりましょうか〜♡」

 

その声にもう戸惑いはなく、
タオルを捲られると同時に腰を浮かせ、
紙Pを履く動作も秒単位で最適化されていった。

 

パンツを脱ぐとき、
ちょっとだけ冷えるあの瞬間も、
紙Pが絶妙に食い込む感覚も、
もう特別ではなく、整える所作になっていた。

 

セラピストの定番トークも、心に沁みるスクリプトへと昇華していく。

 

「お仕事お疲れ様です〜」
「肩、張ってますね〜」
「紙パンツ、きつかったら言ってくださいね♡」

 

それらはただの言葉じゃない。
社会に擦り減った大人たちのために、何百回と磨かれてきた癒しの魔法だ。

 

しかし紙Pを履く頻度がスーツを着る回数に迫ろうとしていた頃、私は思った。

 

あれ?俺、もうスーツより紙Pの方が履いてないか?

 

と。

 

どこからかネットミームのミルコの画像が飛んできそうではありますが、
何もかもが摩耗しきっていた私の心にとって、
オイルの香りと肌と肌が触れ合うあの密室空間は、
まさに非課税の回復スポットでだった。

 

オイルの香り、セラピストの温もり、
そして何より、何も言わなくても“整えてくれる時間”が、
私を「ちゃんと戦える男」に戻してくれていたのだ。

 

提案資料は手が勝手に動くほどに整っていく。
マウスを持つ右手があの太ももをなぞった
手の感触をまだ覚えているうちに、
今度はPowerPointのスライドを撫で回していた。

 

図形の位置もテキストの余白も妙に美しくて、
自分でも少し引くレベルの集中力。

 

脚と脚のあいだに手を滑り込ませた記憶が、
タイトルと本文のあいだのスペーシングに反映されている。
そんな気がした。本当にそんな気がしただけだった。

 

プレゼン当日、資料を褒められても、
私は笑って誤魔化すだけ。

 

そのページがうつ伏せ→カエル足への切り替え直後に作られた一枚だなんて、口が裂けても言えなかった。

 

ある時部下に、

 

「最近、なんか余裕ありますよね」

 

と呟かれる。

 

そう、気づかないうちに私は余裕のある男になっていたのだ。

 

なぜか? それはきっと、

 

週3で脱がされて、心も脱がされていたから。

 

そして気づけば、「評価とは無縁です」
みたいな顔で生きてきた私の人事評価が、
なぜかじわりじわりと上昇を始めていた。

 

社内の空気もどこかザワつきはじめ、
廊下ですれ違った同僚の背中から色々と囁かれるようにもなった。

 

そんな声を背中で受けながら、
私はいつの間にか、次長という肩書きを与えられていた。

 

そう、紙Pと尻コキに支えられながら、
私は昇進していたのである。

 

ある意味、これはもう癒着人事と言っても過言ではない。

 

もちろん努力はした。
寝る間を惜しんで資料を作り、数字も追いかけた。
プレゼンも詰めて、会議資料は3パターン作る。

 

でもそれだけじゃ、
ちょっと余裕ある感じは出なかった。

 

今の私は、怒られても心で笑っている。
「昨日は本当に責められたなあ」と、
快楽に身を委ねている自分を反芻する時間となっているから。

 

服装も変わっていった。
くたびれたグレーのスーツをやめて、
ネイビーのセットアップに細身のネクタイ。
朝の鏡に映る自分が、なんかちょっと感じよくなってる。

 

「最近、いい香りしますよね」

 

心当たりは、ある。
昨日セラピストが着ていた制服コスの
袖口からふわっと香った、あの甘い柔軟剤の匂い。
施術の際密着時に鼻先をかすめたそれが、
私のシャツにうっすら移ったのかもしれない。

 

しかしそれだけは口が裂けても言えなかった。

 

そして今私は確信できる。
メンズエステがあったからこそ、私は変わったのだと。
紙Pレスのうつ伏せで、自分を取り戻したのだ。

 

尻にあたたかい肉感を感じながら、
「力抜いてくださいね〜♡」
と囁かれたその瞬間、私は気づいた。

 

あ、これ、会議でも使えるな。

 

と。

 

セラピストの絶妙なタッチにより、
私はプレッシャーの抜き方を学び、
カエル足から仰向けへの切り替えで、
タイミングの見極めを習得し、
ラストの密着で初めて、
相手の呼吸を読むということを体で知った。

 

私は、OPIスタンプと尻コキと紙Pレスの現場で学んだ「気持ちよさの伝え方」を学び、業務へと転用できる男になった。

 

これはもう体で得たこと、まさに“体得”としか言いようがない。
しかもこの場合技術的にも精神的にも、
あと物理的にも得してるのでダブルミーニング。

 

そういうことである。(?)

 

だから私は胸を張って言う。

 

ビジネスマンは、週3で脱がされたほうがいい。
脱がされて、整えて、昇進する。
それが、「紙P経営理論」の核です。

 

お前はいったい何を言っているんだとまたもミルコが飛んできそうですが、承知の上でお伝えする。

 

一度でいい。
初めてメンズエステへ訪れた時のことを思い出して欲しい。

 

「ご経験は初めてですか?」
とあの柔らかい声で問われたとき、
一瞬何を答えれば正解なのか分からなくなって

 

でも気づいたら、ゆっくりと頷いている自分がいたはずです。

 

不安と、期待と、ほんの少しの恥ずかしさが入り混じった、
あの数秒の沈黙の中に、人生の転機みたいなものがあったと思うんです。

 

そしてその夜、あなたの明日が少しだけ変わっていることに気づいてほしい。

 

声のトーンが落ち着いていたり、
人の話をちゃんと聞けたり、
なんなら、エレベーターで「開」ボタンを押して待てている自分がいるかもしれない。

 

心の余裕とは、つまり紙Pを脱ぐこと。
つまり脱がされた自分を、もう一度着なおして生き直すことだと。

 

私はそう確信している。

 

【第3章】密着されて、書きたくなった夜があった。

 

ルーティン化したメンエス通いに満足し、
オキニのセラピ施術を終えた帰り道、
私はコンビニでブラックの缶コーヒーを買って、
人気のない公園のベンチに腰を下ろした。
夜風が、シャツの襟もとをくすぐるように通り抜けていく。
その瞬間、心にある想いがよぎる。

 

「 さっきのあの時間は、どこにも残らない」

 

ということを。

 

セラピストの香りは、
肌が触れ合ったその瞬間よりも、
むしろ別れ際の会釈にそっと混じるようにして漂ってくる。

 

それはまるで、「まだ離れたくない」という想いが、香りのかたちを借りて残っているかのようだった。

 

彼女が掛けてくれたタオルは、少し湿り気を帯びていて、妖艶な体に沿った部分だけ、微かに熱を持っていた。

 

準備中に背中越しに外したブラのホックは、思いのほか静かで

 

「えっ、無音……!?」

 

と、心の中でこっそり突っ込んだくらいには、私はその静けさにある種の品格のようなものを感じていた。

 

けれど、そういった記憶は、案外もろい。
たった三日もすれば、香りも熱も、あのホックの無音の手応えすらも、輪郭を失ってしまう。

 

記憶というものは便利だ。
でも同時に、ずいぶんと勝手で、残酷でもある。

 

あんなに尊かった密着が、
ただの昨日になっていく。
それが怖かった。

 

だから私は、書き始めた。

 

最初はただのメモ。
「今日の子、タオルの巻き方うまい」
「OPIやわらかめ(重要)」
みたいな、誰に見せるつもりもない変態カンペをスマホに量産していった。

 

あるときふと、自分が書き残していたメモを見返して、気づいた。

 

「これはもう、記録じゃないな」と。

 

そこには、ありがとうが形を変えて並んでいました。

 

ふとももにかけられたタオルの温度、
紙P越しに伝わる圧の加減、
ホックを外す手元の躊躇のなさ。

 

私が残したのは、出来事ではなく、
気持ちよさの輪郭だったんです。

 

施術が終わり、ささやかだった安堵の時間もフィナーレを迎える。

 

会釈を交わしてドアが閉まるその直後、ほんの一瞬だけ訪れる無音の時間

 

あれは、体が整っているのに心がまだどこかで密着されている状態ではないかと。
私にとって、あの余韻は処理不能。

 

でもなんとも形容し難い美しさがあることだけは理解したが、人に伝えれるものではないと諦めていた。

 

けれど書くことでそれが少しずつ言葉に変わり、
やがて誰かに手渡せるものに姿を変えていったのです。

 

だから私は書きます。

 

最初はただのメモでした。
「DL◎」
「仰向け→尻コキ→OPIスタンプの流れ、完璧」
みたいな、いわば変態の備忘録です。

 

でもそれがいつしか、誰かに手渡したくなったんです。
こんなにもバカバカしくて、
こんなにも救われる体験があるということを。

 

口コミという文化は、実に奇妙です。
身近な人には話さないことを、匿名の誰かに向けて、誠実に語ろうとする。

 

それは、感動の供養に似ていると私は思う。
いや、気持ちよかったあの経験を、
文字として昇華させる変態の儀式かもしれません。

 

記憶は曖昧で、肌の温度も香りも、やがて薄れていく。

 

けれどそれらを文字にして渡すことで
誰かの今夜を少しだけ軽くすることができたなら、
それはもう、上質な変態の仕事といっても過言ではない。

 

この記事をを、どこかの誰かがふと開いたとき、
もしもそこに少し疲れていて、でもまだ頑張ろうとしている誰かがいてくれたなら。

 

そしてその人が、
この文章をきっかけに、
ほんの少しだけ呼吸のしやすくなるような施術に出会えたなら。

 

それはもうとんでもなくエロくて、
やさしくて、おそろしく上質な連鎖反応じゃないかと私は思う。

 

だから私は、書く。
密着の記憶が、風化してしまう前に。

 

あのとき、背中越しにに感じた肉感を、
なるべく正確に、なるべく丁寧に、
どこかに残しておきたくて。

 

記憶は薄れていくけれど、文章にすれば、ほんの少しだけ、体温が残る気がするのです。文字というのは、変態にとっての保温容器なのかもしれません。

 

そして私がなぜ、こんなにも真剣に「気持ちよかった」を書き続けているのか。

 

その理由を、後編で静かにお話しさせてください。

 

それでは。

クリエイターのプロフィール
お世話になっております。 大阪・兵庫を中心にメンエスに毎日通っている40代会社員です。 妻と子供が一人いますが、メンエスなので問題ないですよね? 座右の銘は『報連相の徹底』 勤め先の報連相フォーマットを代用し、記録を残しています。 心当たりのある方がいても探らないでください
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