【HPB掲載】東京出張で迷い込んだ裏路地の秘密

このところ出張で東京へ行く機会が増えた。
そしてある日、仕事を終えた帰り道でふと立ち寄ったサロンで、忘れられない時間を過ごすことになる――。
足立区のとある駅から歩いて数分。
商店街の裏路地を抜けた先に、ひっそりと佇む一軒家。
扉を開けると、柔らかな笑顔の女性が迎えてくれた。20代後半ほどだろうか、透き通るような肌に整った顔立ち――思わず息を呑む。
二階へと案内される途中、何気ない会話を交わす。部屋は派手さこそないが、清潔感に包まれ、施術用のベッドとマットがきちんと整えられていた。
「こちらにお着替えくださいね」
渡された薄い紙の衣装に着替えると、胸の奥が妙に高鳴った。
最初はパウダーを使ったフェザータッチ。
ふくらはぎから背中へ、指先が羽のように滑っていく。
軽く撫でられているだけなのに、全身の感覚が研ぎ澄まされ、眠っていた欲が呼び覚まされる。
仰向けになると、彼女の指先は太ももと鼠径部の境を行き来し、触れるか触れないかの絶妙な距離で彷徨う。
想像だけで身体が勝手に反応してしまい、息を殺すのに必死だった。
次第に手のひらが紙布越しに密着し、中心を撫でる。
「ふふ…大丈夫ですか?」
柔らかく笑いながら続ける仕草に、羞恥と興奮が同時に押し寄せる。視界を閉じても、彼女の顔が瞼の裏に浮かび、逃げ場はなかった――
やがてパウダーはオイルに替わり、背中から腰へ、そして脚を開かされての施術へと移る。
華奢な体つきからは想像できないほど力強く、それでいてしなやかな動き。
だが、その流れの最中――気づけば彼女の手は境界を越え、奥深くまで入り込んでいた。
紙布はいつの間にかずらされ、露わになった部分を指先がじっくりとなぞる。
上下に、ゆっくりと。
耐え切れず漏れる声に、彼女は悪戯っぽく微笑み、さらに速度を上げていく。
熱は高まり、もう抗えなかった。
全てを委ねると、体の奥から奔流のように放たれるものがあった。
「よっぽど我慢してたんですね」
小悪魔のような笑顔と囁きが耳に残り、羞恥と快楽が絡み合ったまま、意識は白く塗りつぶされていった。
――扉を閉めて外に出ても、あの羽のような指先の感覚が、まだ皮膚に残っていた――
