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闇を買う者【序章】

【まえがき】

今から20年ほど前に、世間を震撼させたとある事件を知っているでしょうか?

渋谷で起きた事件。その事件は、容疑者の死亡により詳細は闇へと消えたまま。

 

『渋谷 天使 事件』とでも検索すればすぐに詳細を知ることができます。

 

その当時、私はまだ学生でした。

知り合いの知り合いが……程度の話を聞いた記憶がうっすらとありますが、その当時はそれよりも目の前の青春を追い続けることに忙しく、さほど記憶に残ることもありませんでした。

 

本題はここからです。

 

その事件から7年ほどが経過した頃、あのシステムに似たサービスが社会の奥深い場所でで続いていたと言ったら、信じますか?

 

私が経験した話、そして聞いた話を含めてここに書いてみようと思います。

正直、このサイトのメインターゲットの方には興味のない話かもしれません。

ですが、誰かに聞いてもらいたいと思った時、唯一書けると思ったのがこのサイトでした。

ですが、これから投稿する話はクリーンな話ではありません。

 

”あくまでフィクションです”

 

とだけ、先に宣言しておきますね。

なので、ここに書いた内容についての質問等については一切お答えできませんし、状況次第ではすぐに削除するかもしれません。

それを承知の上で、日本の裏事情を知りたい紳士の方だけご購入いただけたら幸いです。

最初の2回分の投稿は、全て無料で公開します。(エロ要素はほぼありません)
この投稿は、これから続く投稿をより鮮明にするための、プロローグ的なものだとご理解ください。

 

 

【episode 0:早すぎた成功】

早くからPCと遊んでいた私は、大学生時代に情報サイトをいくつも作成、運営し、そこそこの大手企業に就職してからも、アクセス解析と睨めっこする日々が続いた。

努力の甲斐あって、副業が右肩上がりに成長し、スマホの普及にともないアプリ開発にも手を伸ばした。小さな会社を立ち上げ、悠々自適とまではいかないが、何不自由ない生活を送っていた。

そんなとき、私の人生を大きく左右する出来事が起こった。

それは『ビットコインバブル』である。

海外のネットで小さな盛り上がりを見せていたときに、勢いで購入したただの”データ”が何百倍にもなって返ってきた。

あのときの興奮は、40歳を目前にした今でも、思い出す度に全身に鳥肌が立つ。

20代前半にして、金銭的な悩みとは一生の別れを告げることになった。

金と時間を持て余した俺は、会社を売却し、大人の遊びに夢中になった。

車やバイクはさほど興味もなく、装飾品類にも興味がない。

遊びはもっぱら女遊び。

会社を経営していた時代、今でいう異職種交流会のようなところで、30代のIT系社長『鈴木氏』と出会った。

鈴木氏とは毎週末のように都内の高級ホステスやクラブ、風俗で遊んでいた。

お店に行かない日も、女性に困ったことは一度もない。

鈴木氏はいつも綺麗な女性を連れており、俺はそのおこぼれを頂戴していたというわけだ。

この出会いが、甘美な闇に溶け込んだ社会の秘密を知るきっかけとなった。

 

【episode 0-1:秘密クラブへのお誘い】

8月下旬。台風が東京に直撃したある夜のこと、鈴木氏の自宅で女の子二人を含め4人で飲んでいた。

そこで俺は前々から気になっていたことを鈴木氏に聞いてみた。

 

「鈴木さんはこんな可愛い子とどこで出会うんですか?」

 

鈴木氏は二人の女の子は顔を合わせたあと、私の方に振り向きニヤリと気色の悪い笑顔を見せた。

 

「教えてあげるよ。最高の秘密クラブを」

 

酔っ払った鈴木氏は、どこぞの映画のワンシーンを彷彿とさせるような調子で言葉を放った。

吹き出しそうになったのをぐっと堪え、俺は笑顔で感謝の言葉を述べた。

 

「明日連れて行ってやる」とだけ言い、鈴木氏は隣に座っていた女性の胸を揉み始め、それに応じるように女性も腕を首に絡ませる。

同時に俺の横に座っていた女性がスッと私に密着し、手を握ってくる。

 

“秘密クラブ”は気になるが、今の優先順位はこの女性である。

俺は女性の太ももを撫でながら唇を交わす。

吐息から漏れる甘いアルコールの香りが、俺を興奮させてくる。

ピッタリとくっついた太ももの間に手を差し込むと、しっとりと湿っていた。

その奥はどうなっているんだろうか……俺は彼女を抱き寄せ、ソファへと二人で沈み込んだ――

 

クリエイターのプロフィール
ライター業+素人ノベル作家をしています。 本職では書けない話なんかを投稿したいと思っております。 最近はプライベートで風俗にはめったにいかなくなりました。。。
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